順調に進んでいた片付けの手を止める物、「思い出の物」。皆さんにはどのような思い出の品がありますか。学生時代の賞状、部活動を引退する時に後輩からもらった色紙、体育祭や文化祭で撮影した友達との写真。
普通の片付けに関しては以下の記事を参考にしてください。
今回は、ミニマリストの私が、思い出の物を整理整頓する時に使っている方法を紹介していきます。
この記事をオススメする人は以下のような人です。
- 片付けが苦手な人
- 片付けを進めるうちに、思い出の品がたくさん出てきた人
この記事を読めば、「思い出の物」を片付け中に見かけても、手を止めることなく整理整頓を進めるヒントを得られます。では早速、ミニマリストの私が使っている「思い出の物の整理整頓方法」を紹介していきます。
思い出に優先順位をつける
初めに、思い出に優先順位をつけます。
思い出の品の中には、「良い思い出」と「悪い思い出」の2種類の思い出の記録が残されていると思います。人間が使える時間は限られているので、思い出に浸るなら「良い思い出」だけにしたいですよね。そこで、自分の中の思い出に優先順位をつけ、その上位の思い出の品、数個だけを残すようにします。
私が残している思い出の品は全部で5つあります。
- 幼少期から約20年の時をともに過ごした楽しい記憶がたくさん詰まったぬいぐるみが3つ
- 自分で作って約10年使い続けていたオカリナ
- サークルの後輩からもらった色紙
他の思い出はこれらの思い出と比較して私にとって大事ではなかったため、手放しました。他の思い出の品がなくなることで、自分が大事にしたい思い出により時間を割く事ができるようになりました。
思い出にも優先順位をつけて、「良い思い出」だけを残しましょう。
心に残す
次に、思い出は心に残すようにします。
皆さん、今までの人生で1番楽しかったことを頭の中で想像してみてください。
近所の川で友達とザリガニを釣ったのが楽しかったなぁ
楽しかった思い出は、物がなくても思い出されませんか?
楽しい思い出は物がなくても思い出せるということは、物がないと思い出せない思い出は、自分にとって価値が少ない思い出かもしれません。
私は旅に出かけることがよくありますが、お土産を購入する時は部屋着用のTシャツや食品など実用的な物を購入するようにしています。物として残さなくても、楽しい思い出は心に残ることを知っているからです。そのため、旅に行くたびに思い出は積み重なりますが、物が積み重なることはありません。
物がなくても、楽しい思い出は心が覚えていてくれますよ。
デジタルで保存
最後に、手紙や写真などの手放し方です。
優先順位をつけたり、心に残したりするのが良いと思っても、実際に行動に移すのは難しいですよね。そこで、完全に手放す前のステップとしてデジタルで保存することをおすすめします。
- 写真→データで保存
- 手紙→写真または文章に変換して保存
- 色紙→写真またはスキャンして保存
最近はアナログの物をデジタルに変換する方法が色々と増えてきたので、以前よりデジタルで保存しやすい環境が整っています。元とは違う形になりますが、それをみて思い出を思い出すことはできます。「忘れたらどうしよう」という不安を解消するには十分ではないでしょうか。
しばらくデジタルで保存して必要性が低いと感じたら、完全に手放せば良いのです。
物を捨てても、思い出を捨てるわけではないです。物という形がなくなっても、データとしてだったり、あなたの中の記憶としてだったり、形を変えてその思い出は残ります。
まとめ
今回は、「思い出の物」を整理整頓するための考え方や方法を紹介しました。
- 思い出に優先順位をつける
- 物ではなく心に残す
- 形を変えてデジタルで保存
良い思い出が皆さんの生活をより良いものにするように、思い出の品の整理整頓もがんばりましょう。片付けの際は、思い出の品を捨てても、思い出はずっと残ることを忘れずに。
皆さんの暮らしがより素敵なものになりますように。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。