「私が旅に出る間、誰が植物にお水あげるんだろう?」
私は植物栽培が趣味の一つであるミニマリストです。
普段は毎朝植物にお水をあげるのですが、別の趣味である「旅」に出ている時は水やりをすることができません。
多肉植物は1週間ほど水をあげなくても大丈夫ですが、ミニトマトやハーブ類は水を上げないと枯れてしまいます。
その問題を解決するために、「自動給水器」を作ってみました。
今回の記事では、2種類の自動給水器の作り方、それぞれの利点・欠点を紹介します。
自動給水器作り
今回は2種類の自動給水器を作って、試してみました。
どちらも4日間家を空けても植物を枯らすことがなかったので、両方紹介しますね。
地面直挿しタイプ
1つ目は、土に直接挿して使用するタイプです。
メリット
地面直挿しタイプのメリットは、確実に水をあげることが可能なことです。
穴が空いたペットボトルからは、水が垂れてきますよね。
重力という自然の法則に従っているので、自然が変わらない限り成功します。
デメリット
地面直挿しタイプのデメリットは、使用できる環境が限られることです。
以下の場合は使用できません。
- 鉢が小さい場合
- 鉢が非常に浅い場合
- 根が大量に張っている場合
地面に直接挿すのに十分な空間が残されていないと、使うことができません。
作り方
準備するものは2つ。
- ペットボトル
- 穴を開けるもの(針,コンパス,きり,etc)
あとは、ペットボトルに穴を開けるだけです。
穴を開ける場所は2箇所。
1箇所目は、ペットボトルの蓋の部分。
この蓋の部分の穴から給水がされます。
穴の大きさや数により水が出るスピードが変わるので、調整しながら開けていきましょう。
2箇所目は、ペットボトルの底の部分。
この底の部分の穴からは空気が出ます。
空気が通れば大丈夫なので、小さい穴1つで十分です。
使い方
使い方は、地面に挿しておくだけ。
挿す時は植物を傷つけないように注意。
ペットボトルが大きくて上手く挿せない場合は、写真のように置いておくだけでもOK。
蓋の部分が1番下になっていれば、自動で水を鉢に与えてくれます。
経路ありタイプ
2つ目は、紐などを経由して水を土に届けるタイプです。
メリット
経路ありタイプのメリットは、小さい鉢にも使用できることです。
鉢のスペースが少なくても、経路となる物が地面に触れていれば大丈夫。
水を溜めておくペットボトルはどこに置いておいても良いので、使える環境が多いです。
デメリット
経路ありタイプのデメリットは、給水の確実性が低いことです。
理由はいくつかあります。
- 水位によりスピードが変わる
- 給水器が地面から外れやすい
- 乾燥が激しいと途中で乾いてしまう
環境次第ではうまく給水できないので、注意が必要です。
作り方
準備するものは2つ。
- ペットボトル
- 経路となるもの(フェルト、紐)
「フェルトや紐がない!」
そんなあなたはキッチンペーパーを利用しましょう。
クルクルと丸めたらちょうど良い長さになるまでホッチキスなどで止めて繋げましょう。
作り方は、ペットボトルに水を入れて経路となるものを入れるだけ。
使い方
使い方は、経路の先を地面に埋めておくだけ。
経路から少しずつ水が移動し、土に移動していきます。
水位が高いと水の供給スピードが上がるので、台などを使って調整してくださいね。
まとめ
いかがでしたか。
今回の記事では、植物のために自動給水器を作ってみた経験を紹介しました。
自動給水器を設置しておけば、数日間家を空ける時に、植物の心配を少しでも減らすことができます。
材料も家にあるものだけで大丈夫なので、数日間家を空ける時は作ってみてくださいね。
今回の記事が、あなたの生活の参考になりますように。