大人になってから15年ぶりに自転車に乗ってみた【自転車練習】

15年ぶりに。大人になってから自転車乗ってみた! その他

「最後に自転車に乗ってから気がついたら15年経っていた…」

私は、4月から一人暮らしを始めた社会人1年目のミニマリストです。

実家がある地域は、徒歩と電車でどこにでもいける場所でした。そのため、小学校低学年以降、就職に合わせて今の地域に引っ越すまで、自転車に乗る機会はありませんでした。

今回の記事では、社会人になったのを機に15年ぶりに自転車に乗った体験談を紹介します。

「数年間、自転車乗ってない」
「しばらく乗ってないけど自転車に乗りたい」

そんな方の参考になれば嬉しいです。では、早速紹介していきます。

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15年ぶりに自転車乗ってみた

なぜ自転車に乗ろうと思ったのか

就職にあわせて引っ越した先は、完全に車社会

家自体は駅から徒歩5分なのですが、家から1番近いスーパーが徒歩30分。本当は頻繁に買い物に行きたいのですが、移動時間に1時間も使ってしまうのはもったいない時間は有限ですからね。

また、移動に電車を使うこともありましたが、私の生活費の予算は月5万円なので、交通費もできるだけ節約したい。

時間とお金を節約するため、自転車に乗ると決めました。

ちなみに、自転車は初任給で購入しようと考えていました。

乗る前に確認するべきこと

自転車になる前に、確認しておく必要があることが数点あります。

久しぶりに乗るときは「当たり前」のことを忘れていることもあるので、きちんと確認してから乗りましょう。

自転車防犯登録

「自転車防犯登録」とは、自転車の盗難防止や放置された盗難自転車の返還を目的に作られた制度です。

「自転車防犯登録」に罰則はありませんが、法律で義務化されています。万が一、自転車が誰かに盗まれてしまった時などに役立つので、登録していない人はしておきましょう。

自転車を自分で購入した場合は、販売店の方で登録をすることがほとんどです。

自転車を譲ってもらった場合は、自転車商防犯協力会に加入している自転車店に持ち込めば、登録してもらえます。お店はインターネットを使って調べればでてくるので、私も調べて持ち込みました。

登録料として500円程度かかりますが、10年間有効なので、小さなお金で万が一に備えることが出来ます。「絶対盗まれない」という自信がある方以外は忘れずに登録を

自転車保険

「自転車保険」自転車による事故の賠償保険や自転車での怪我に対する補償保険などがあります。

「自転車保険」の中で大事なのは「賠償保険」です。賠償保険とは、事故による賠償金に備えるための保険。

自動車事故の裁判で多額の賠償金が話題になることがありますが、自転車も同じです。過去には、1億円近い賠償金の支払いが命じられたこともあります。

事故がないことが1番ですが、何が起こってしまうかは誰にもわかりません。自転車に乗るなら、万が一にきちんと備えておく必要があります。

最高1億円までの賠償保険であれば、月140円程度の補償金で加入することが出来ます。都道府県によっては加入が義務化されています。義務化されている県に在住の方は必ず、それ以外の方もできるだけ加入するようにしましょう。

タイヤの空気やギアチェンジ

「防犯登録」と「自転車保険」が確認できたら、次は自転車本体を確認しましょう。

まずは、タイヤの空気を確認。ペコペコだとうまく乗れないので、きちんと空気が入っているのかを確認しましょう。

タイヤを触ったり、接地面積を見たりして空気が足りない場合は、乗る前に空気を入れておきましょう。

次に、ギアチェンジを確認。走行中にギアを変えていくことで、スムーズに走行することが出来ます。一速だと小さな力で動かせるが一回転で進む距離はとても短い。ギアを上げると必要な力は増えますが、進む距離も長く。

漕ぎ始めはスムーズに動き出せるように一速に入れておくことがおすすめ

「いや、そんなの当たり前だから」

と思われる方もいると思いますが、私のように忘れて六速で漕ぎ始めようとして「あれ?動かない…」とならないように、念の為確認しておきましょう。

練習場所

練習場所としては、車が来ない道がおすすめ。

実際に自転車を利用するときは公園などではなく、道路。

そのため、実際の環境に近い場所で練習するのがおすすめです。

  • 通り抜けできない住宅街の道路
  • 見通しの良い脇道

などが練習しやすいです。

練習方法

乗る前の確認が終了したら、実際に自転車に乗りましょう。

ただ、私は久しぶりすぎて一発では上手に乗れなかったので、簡単に練習しました。ここでは私が実際に行った、久しぶりの自転車のための練習方法を紹介します。

乗ったまま歩いてみる

最初は、自転車に跨って歩いてみましょう。

なぜ跨ったまま歩いてみるのかというと、15年も自転車に乗っていないとバランス感覚がなくなっているからです。

小さい子がペダルなしの自転車に乗って歩いている光景をイメージして歩きましょう。

歩き始めはふらふらすることもありますが、しばらく乗っていると慣れてきます。ちょっと恥ずかしいですが、自転車に乗れるようになるためなので頑張りましょう

乗ったまま地面を蹴ってみる

次に、自転車に跨ったまま地面を蹴ってみましょう。

先程の歩く練習は、常にどちらかの足が地面についている状態。今回は、両足が地面から離れた状態でバランスを取る練習です。

キックボードが自転車になった感じで地面を蹴りながら進んでみましょう。

フラフラすると足元を見てしまいがちですが、足元を見れば見るほどバランスは悪くなります。進む方向のちょっと遠い場所を見るようにしましょう。

また、練習の時に「ブレーキ」の練習も併せて行いましょう。

進めるようになっても、止まれないと困りますからね。ブレーキは、前輪の力が強いので、後輪のブレーキを気持ち早めにかけてから前輪のブレーキをかけるようにしましょう。左右どちらが前輪ブレーキなのかは製品によって異なるため、確認を忘れずに。

普通に乗る

最後に、自転車に普通に乗りましょう。

自転車にバランスを取ったまま乗れるようになり、ブレーキをかけられるようになれば、あとは勢いよくペダルを漕ぐだけです。

実際に公道を走るときは、基本的には歩道ではなく車道を走るように。事故にならないよう、車と同じ向きになる道を走行することも忘れないようにしてくださいね。

久しぶりで事故が心配なときは、ヘルメットを着用しましょう。ちょっと値段は高いですが、自分の安全と比べれば安い物です。

久しぶりに乗った感想

自転車にしばらく乗っていないと、「自転車保険」や「防犯登録」などの準備を忘れていたり、バランス感覚がなくなっていたり、色々と問題がありました。

ただ、きちんと順番に準備をしたり、練習をしたりすれば、スムーズに乗れるようになることもわかりました。

乗れるようになってからは、買い物や通勤などにかかる時間を減らしたり、今までかかっていた電車賃を節約できたり、様々なメリットを得ることが出来ました。

「自転車に乗れるようになってよかったー!」

まとめ

いかがでしたか。

今回の記事では、社会人になったのを機に15年ぶりに自転車に乗った体験談を紹介しました。

自転車はやっぱり便利な乗り物なので、乗れるようにしておくのは大切なことだな、と感じました。

久しぶりに乗るときは、自転車の基礎知識や自転車保険に気をつけ軽く練習をしてから道路を走りましょう。小さい頃に乗った経験があれば、思ったよりスムーズに乗ることが出来ます。

今回の記事があなたの暮らしの役に少しでもなれば嬉しいです。

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