時間を有効活用できる「朝活」は人生を豊かにするのにおすすめの行動です。私自身も、朝活を3年間続けています。
おすすめの朝活内容の一つとして、「早朝バイト」があります。大学生にとっておすすめな理由は、効率的に稼げるだけでなく、勉強など学生生活と両立ができるからです。
この記事では、早朝バイトには具体的にどのような仕事があるのかを紹介します。自分・友達がアルバイトを通じて感じたそれぞれの仕事のメリット・デメリットを説明していきます。この記事を読めば、自分にどの早朝バイトが向いているのかを考えることができます。
早朝バイトの内容
宅配業者の仕分け
一つ目の仕事は、宅配業者の仕分け作業です。作業内容は、荷物の伝票を読んで、荷物を住所ごとに仕分けることがあります。では、メリットとデメリットを説明します。
メリット
宅配業者のメリットは主に4つあります。
1つ目は、肉体労働のため適度な運動になることです。最大30kgの荷物を持ち上げて運び、積むという作業を繰り返すため、全身の筋力を使います。仕事を継続しているうちに、自然と筋肉がつき、健康的な体になります。
2つ目は、社割で荷物を安く発送することができることです。例えば、帰省の際にスーツケースを運ぶのは大変ですし、送るとなるとかなりの費用が必要となります。しかし、社割を使えば格安で荷物を送ることができます。
3つ目は、接客がないことです。朝から接客をするのは大変です。特に、朝は時間に追われている人が多いため、イライラしている人が多いです。仕分け作業は黙々と行うことができるので、朝から対人によるストレスがありません。
4つ目は、短期の募集もあることです。お歳暮の時期、年末年始や引っ越し時期などに短期での募集がかけられています。初めて早朝バイトをするときは、本当に早起きできるのか心配ですよね。短期で1度試すことで、自分に向いているか確認ことが可能となります。
デメリット
宅配業者のデメリットは主に3つあります。
1つ目は、半屋外での作業なことです。夏は汗がダラダラ、冬は指先が凍えます。また、砂埃が溜まっている時があるため、帰宅後にシャワーを浴びる必要があります。
2つ目は、朝から体力を消耗することです。普段はちょうど良い運動になりますが、30kg近い荷物が大量に来た場合、かなりの体力を消耗します。昼寝を挟まないと午後に集中力が切れることがあります。
3つ目は、繁忙期があることです。お歳暮、クリスマス、お中元などによる繁忙期は作業量が倍近くになるため、残業が生じます。定時で帰ることもできますが、先に帰るのが苦手な人は注意が必要です。
パン屋
2つ目の仕事は、パン屋のパン作りです。作業内容としては、パンを成形したり、焼いたりすることがあります。では、メリットとデメリットを説明します。
メリット
パン屋のメリットは主に3つあります。
1つ目は、廃棄のパンがもらえることです。お金があまりない学生にとって、食べ物がもらえるのはありがたいことですよね。平日のお昼代を節約できるとお金の使い道が大きく広がります。
2つ目は、室内での作業が中心なことです。環境が気温の変化や天候に左右されないので、環境による体調不良が生じることが少ないです。1年中安定した環境で働けます。
3つ目は、接客がないことです。先ほども説明した通り、早朝の接客はストレスが溜まりやすいです。パン屋でも確実に接客を避けられるのは早朝シフトのメリットです。
デメリット
パン屋のデメリットは主に3つあります。
1つ目は、脂の匂いが移ることです。パンは香ばしいイメージがありますが、作る過程で油脂を入れるパンもあるため、髪を中心に油脂のペタペタとした匂いがうつるそうです。パン屋で働いていた友達は、大学に行く前に必ず髪を洗っていました。
2つ目は、重労働も多いことです。パンの成形などはそこまでハードではないのですが、原料を運ぶなどの重労働もあります。仕事をしているうちに慣れるそうですが、全く重労働がないわけではないので注意が必要です。
3つ目は、短期の募集が少ないことです。繁忙期という繁忙期がないため、短期での募集がかけられることがほぼありません。そのため、気軽に試すことが難しいです。また、ダブルワークができない場所も多いです。
コンビニ
3つ目の仕事は、コンビニの店員です。作業内容としては、品出しやレジなど多岐に渡ります。では、メリットとデメリットを説明します。
メリット
コンビニのメリットは主に3つあります。
1つ目は、室内で働けることです。花粉が降り注ぐ春の日は外の空気から逃れ、暑い夏の日は冷房が効いており、台風の秋の日には雨風を凌げ、寒い冬の日は暖房が効いている。室内で働けることは幸せです。
2つ目は、マルチタスク能力が向上することです。コンビニ店員の仕事はレジ打ち、品出しなど多岐に渡るだけでなく、同時に様々な作業をこなす必要があります。そのため、仕事を通じてマルチタスク能力が上がり、実生活、特に家事を効率よくこなすのに役立ちます。
3つ目は、働く場所を選びやすいことです。コンビニは全国どこでも存在しており、その数も多いです。そのため、自宅付近や大学付近など、複数の候補の中から選ぶことができます。選択肢が多いことで、自分の生活に合った場所を選びやすくなります。
デメリット
コンビニのデメリットは主に3つあります。
1つ目は、接客が大変なことです。早朝のコンビニ、特に大きな道路沿いは時間に追われているトラックの運転手などが多く来店されます。朝のコンビニは時間に追われているストレスを店員にぶつける人もいますので、注意が必要です。
2つ目は、時給が低めなことです。早朝のバイトは時給が高い傾向にあるのですが、コンビニのバイトは最低賃金であることが多いです。最低賃金だと稼ぐ効率が上がらないので、早朝バイトの大きなメリットがなくなります。
3つ目は、休みづらいことです。他に紹介した荷物の仕分けやパン屋は同じ時間帯にシフトに入る人が大勢いることが多いですが、コンビニの場合は少数。友達によると「代わりの人がいない」と言われ、休みづらい雰囲気の場合が多いそうです。
仕事の選び方
それぞれの早朝バイトのメリット・デメリットを紹介しました。ここでは、どのように仕事を選べば良いのかを私の例とともに一緒に考えてみましょう。
なぜ早朝バイトをするのか考える
まず、自分がなぜ早朝バイトをしたいのかを考えます。私の場合、以下の目的がありました。
- 運動不足を解消したい
- 早起きを習慣化したい
- お金を稼ぎたい
これらの目的を満たす方法として早朝バイトを選びました。その中で仕事内容としては、早起きの習慣化と稼ぐことはどの仕事内容でも可能なため、運動不足解消ができる肉体労働系の仕事を選んだ方が良いという結論になりました。
目的を考えたら、たまに早朝バイトをする必要がない場合もあります。その場合は、自分の目的にあった方法を選ぶようにしましょう。早朝バイトはあくまでも目的ではなく手段です。
自分の向き不向きを考える
次に、自分の向き・不向き、やりたいこと・やりたくないことを考えてみましょう。私の場合は、早朝アルバイトでやりたくないことを考えました。
- 早朝から接客はしたくない
- すぐに大学に行けるように着替えしたくない
自分が早朝バイトをする理由を満たす体を動かす系のアルバイトという条件は、紹介した3つの仕事がどれも満たしていました。しかし、やりたくないことを考えたところ、コンビニは接客、パン屋は匂いがつくため条件を満たしていないことに気がつきました。そして、残ったのが「宅配業者の仕分け」となりました。
早朝にする行動は1日のスタートの行動になるため、自分にストレスを与えるような仕事は避けるようにしましょう。
実際に応募して話を聞く
最後に、実際に応募して具体的な話を聞いてみましょう。
学生生活だとやりたいことがたくさんあると思います。バイトの優先順位をよく考えて、自分が優先したいことをきちんと優先できるかを確認しましょう。私の場合、以下のような項目を聞きました。
- 長期で休みが取れるか
- 何曜日に休みを取れるか
- 残業はどのくらいあるのか
サークルの合宿や短期留学のために長期で休みを取りたかったのと、1限の授業にしっかりと出席できるようにシフトに入れるのかを確認しました。
話を聞いたところ、きちんと休みも取れるし授業に間に合う時間でシフトに入れることがわかったので、実際に働くことになりました。
以上のように、早朝バイトをする目的を考えて、自分の希望条件と合う早朝バイトを選ぶことで、より早朝バイトのメリットを得ることができます。早朝バイトを始める時は、どの仕事にするのかをしっかりと考えるようにしましょう。
まとめ
今回は、早朝バイトの種類と選び方を説明しました。
色々なアルバイトがありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分に合うアルバイトを見つけて、楽しい大学生活を送りましょう。
今回の記事が、皆さんの生活の参考に少しでもなれば嬉しいです。