「生理用品って結構かさばるから減らしたいなぁ」
私は、一人暮らしをしている新社会人ミニマリストです。
毎月やってくる生理に対して、多くの人は紙ナプキンやタンポンは使用していると思います。
ただ、一人暮らしを始めてしばらく経ち、最近こんな問題を感じ始めました。
- 生理用品のストックで空間的余裕が減る
- 量が必要でお金も結構かかる
- ゴミの量も増える
これらを解決できる物がないか探した結果、出てきたアイテムの一つが『月経カップ』
今回の記事では、月経カップを実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
月経カップ
月経カップとは
どんなもの?
月経カップとは、膣内で経血を溜める容器のような生理用品です。
紙ナプキンやタンポンとは異なり、煮沸消毒をすることで繰り返し利用することができます。(約3年程度)
経血を溜める部分と膣に挿入したり、出したりするための持ち手部分があります。
サイズは色々ありますが、親指と人差し指で作る輪より一回り小さい程度。
使い方
煮沸消毒
使用前に忘れてはいけないのが、「消毒」
煮沸消毒をするのが基本ですが、専用の洗浄液などを利用しても大丈夫です。
初めて使う方向けに、月経カップと消毒液などがセットになった物も売られていますよ。
安全に利用するためにも、必ず「消毒」をしてくださいね。
消毒液を利用する場合は、まとめ買いしておくのがおすすめです。
挿入
消毒が終わったら、月経カップを折りたたみ、膣内に挿入します。
リラックスしてゆっくりと。
慣れるまではお風呂場などで練習すると良いですよ。
折りたたみ方も数種類あるので、自分に合う方法を見つけましょう。
取り出し
持ち手部分を手で掴み、お腹に力を入れて引っ張り出します。
赤ちゃんを産む時のイキむ感覚らしいですが、私にはまだわかりません。
取り出した後は、容器に溜まった経血を流し、しっかり洗浄しましょう。
洗浄の時は、容器に空いた「小さな空気穴」に経血が残らないように気をつけてくださいね。
メリット
節約になる
月経カップは3,000~5,000円程度。
一方、通常の生理用品の場合、一般的な女性は月に500~750円程度かかるそうです。
月経カップを2個購入して交互に利用しても、1年以上利用すれば、節約効果が期待できます。
さらに、月経カップは約3年使えるので、洗浄剤に必要なお金を考えても、十分な節約効果があります。
コンパクト
月経カップに必要な物は以下の通り。
- 月経カップ本体
- 洗浄用の容器
- (洗浄剤)
全部合わせても握り拳一つ分。
コンパクトに収納することができるので、空間的余裕を作りやすくなります。
収納が少ない場合には、かなり大きなポイントですね。
環境に優しい
月経カップは繰り返し利用することができるので、ゴミがほとんど出ません。
ゴミが出るとしても、洗浄剤を利用した場合の洗浄剤の容器くらい。
煮沸消毒なら、月経カップを替える時までゴミは出ません。
最近は環境に配慮した生活が求められ始めています。
月経カップも、環境に優しい生活を送る一つの選択肢になりそうです。
デメリット
慣れるまで大変
月経カップのデメリットとしては、慣れるまでが大変ということがあります。
使い始めの頃は色々と大変でした。
- 上手に挿入できない
- 取り出すときにこぼす
- 入れる時も出す時も痛い
挿入時も取り出し時も、慣れてコツをつかむまでは時間がかかったり、痛みを感じました。
ただ、お風呂場などで練習をしたり、使用回数が増えてきたりすると、スムーズに使用することができました。
最初の「大変さ」という壁を越えられるかがポイントになりそうです。
まとめ
今回は、月経カップを実際に使用してみて感じたメリット・デメリットをまとめました。
慣れるまでに時間は必要ですが、金銭的・空間的・環境的な利点が多い「月経カップ」
もし興味があれば、一度使用を検討してみると良さそうです。
今回の記事が、あなたの生活の参考になりますように。