私は、4月から一人暮らしを始めた新社会人ミニマリストです。節約を目的に自炊を始め、平日の昼食以外はほぼ毎食調理しています。平日の昼間は、社食をいただいています。
節約のためには、食べ物をムダなく使うこと、食べ物を安く手に入れることの2点が大切になってきます。
今回の記事では、食べ物のムダをなくすことで節約をするだけでなく、環境に優しい生活をするための5つのポイントを、私が普段心がけていることを中心に紹介します。
買い物時
おつとめ品
野菜を購入する時は、おつとめ品コーナーを先に確認しています。おつとめ品は、多少傷んだ部分があったり、外装が破れてしまったりした商品です。
店によっては「これはちょっと食べるのは難しい」という商品が置かれていることもありますが、私が普段通っているスーパーは、一部が傷んでいても、大半は何の問題もない野菜がおつとめ品になっています。それでも、おつとめ品ということで嫌がる人も多く、売れ残り捨てられてしまうこともあります。私は、捨てられる食べ物を少しでも減らせるように、おつとめ品コーナーにある野菜の内、自分が調理できるものは購入するようにしています。
環境に優しいだけでなく、お財布にも優しいので、win-winです。
期限
買い物をする時は、期限を見ないで購入するようにしています。期限を気にしない理由は主に2つあります。
- 期限が近い商品が棚に残ることを防ぐ
- 期限はあくまでも目安だから
まず、期限を見ないことで、期限が近い商品が棚に残ることを防ぐことができます。牛乳を購入するとき、大抵の人が期限を確認をし、期限が遅い商品を手に取ると思います。そうすると、期限が近い商品が残り、さらに手に取られなくなるという負のループが生じてしまいます。私は、その負のループを断ち切るためにも、期限を見ずに手前の商品を選択します。
次に、期限はあくまでも目安だからです。消費期限も賞味期限も、温度条件などに余裕をもっているだけでなく、短めに設定されています。書かれていた期限内で何か生じると企業側が困るからです。そのため、適切に管理をしていれば、多少期限を過ぎても健康に問題が生じることはありません。食材をきちんと管理していれば期限を過ぎることはほぼないため、商品の期限を見ないようにしています。
調理時
端の方まで
調理の時は食べ物の無駄になる部分が少なくなるように心がけます。
野菜であれば、キャベツの芯をぎりぎりの場所で切り取ったり、玉ねぎの根をできるだけ端で切り取ったり。魚であれば、皮も食べたり、細かい骨も食べたり。
以前、鶏肉やカボチャを無駄なく使う方法を記事で紹介しました。
これらの記事はたった2種類の食材を上手に使う方法です。食材の数だけ上手に無駄なく使う方法はあるため、自分に合う方法を探して試してみましょう。
野菜の皮の使い方
調理の時によく出る野菜の皮は、ちょっとした料理に使えます。私がよく使うのは、以下の2種類です。
- ベジスープ
- ベジタブル餃子
ベジスープは、野菜の皮に詰まった栄養をスープに上手に活用する方法です。野菜の皮をネットやザルなどに入れて、鍋などで煮ます。スープにいい感じに色がついたら、野菜の皮を取り出します。そのまま飲んでも良いですし、野菜や鶏肉などを入れるのもおすすめです。
ベジタブル餃子は、野菜の皮のシャキシャキした食感を上手に活用する方法です。食感を楽しむことが目的のため、ベジスープに使った後の野菜の皮を使うことも可能です。
作り方はとても簡単です。野菜の皮を餃子のタネに入れられる大きさに微塵切りにします。微塵切りにした後は、普段餃子のタネを作る時と同じように扱います。味が心配であれば、生姜などの調味料を気持ち多めにするのがおすすめです。
調理後
コンポスト
どんなに食材を端の方まで使うようにしても、生ゴミはある程度生じてしまいます。その生ゴミを他の物に活用する方法として、コンポストがあります。
コンポストとは、野菜クズなどから作られた堆肥やその容器のことを指します。コンポストには、生ゴミの体積が小さくなったり、生ゴミを肥料に変えられたりなどのメリットがあります。コンポストには匂いがきついのではないか、という心配もありますが、コンポストの種類によっては、きつい匂いがしないものもあります。
コンポストの種類によって、タンパク質も入れられたり、多くの肥料が手に入ったり、メリット・デメリットが異なります。自分に合うコンポストを選びましょう。
市町村によっては、コンポストの購入に対する助成金制度がある場所もあります。助成金によっては、約半額で購入できる場合もあります。市町村の制度を確認してみて、上手にコンポストを生活に取り入れてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は、食べ物の無駄を減らすためのポイントを紹介しました。
今回紹介した方法は、食べ物の無駄を減らすだけでなく、自分の財布にも優しいという双方にメリットがあるものです。自分の生活に取り入れられるものから始めてみましょう。
今回の記事が、皆さんの生活の参考に少しでもなれば幸いです。